2007年 9月の近況報告 

拝啓 秋涼の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
堺屋太一さん著書「世界を創った男 チンギス・ハン」が日本経済新聞に約1年半に渡って連載されました。
私も毎日、楽しみに読んでいました。
先日、この執筆を振り返って「名君の許に賢臣あり」の見出しで堺屋さんのコメントが掲載されていました。
『チンギス・ハンは何度も窮地に陥りながらも、
その都度、這い上がり以前に増した地位を築き、短期間に世界の大半を征服した。
この成果は家臣たちの努力、才覚が大きく、その殆どが低い身分からの苦労人たちであり、
チンギス・ハンは人種や宗教、言語、年齢に捕らわれず人材を登用し、
どこにでもいる人間集団の中から人材が見出され大任を委され提案を受け入れられたことで「天才的業績」を残した。
しかしチンギス・ハンの時代に大天才が多生したとは考えがたく、
世界史でも日本史でも「天才」が塊って現れる時代と全く目立った人物が現れない時代がある。
ある時期に有才の士が多く生まれ、他の時期には、それが生まれないとは生物学的には考えにくく、
時代の流れや世の中の雰囲気、社会の主流勢力の発想と受け入れ体制によって、個性的な人材が発掘されることもあれば、
埋め込まれることもある。
現代の企業に例えても偶然、入社人員がそんな構成になっているのではない。有能有才の士を掘り起こす気風があるか、
それを埋め潰す気風があるかである。』とありました。
これを読んで、私も知らず知らずに「優れた人材がいない・・・」などと嘆き、
有能有才の士を埋め潰している自分に気付きます。
大任を委して提案を受け入れて有能有才の士を掘り起こす気風創りを私自身が勇気を持って実行していないから、
全く成果につながらないのだと反省した次第です。



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